21世紀枠いらない?2018年 選抜高校野球21世紀枠有力!予想!由利工・伊万里は当確?
今年の選抜出場校が今週の26日に発表されます。
一部では21世紀枠の初戦敗退が続いてますから「21世紀枠いらない!!!」との声も有りますが・・・。
今年は記念大会と言うこともあり21世紀枠を含めて36校が選抜されます。
例年に比べると やや21世紀枠に関して盛り上がりに欠ける気もしますが・・・
昨年は不来方(岩手)中村(高知)多治見(岐阜)が21世紀枠で出場
3校ともに初戦敗退しましたが不来方は部員10人での出場。中村に関しては二十四の瞳で準優勝して以来の復活と話題性も充分でした。それに比較すると正直今年の各地区の選出高を見て居ると特色が弱いのも事実です。
そんな中で果たして26日に栄光の切符を手にするのは どこの高校か?
早速 見ていきましょう!!!
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21世紀枠とは いったい何?
高野連が発表している「21世紀枠出場」の基準として下記が明確に書かれています
推薦基準
秋季都道府県大会のベスト16以上(加盟校が129校以上の都道府県はベスト32以上)が対象。
以下の推薦例のいずれかに当てはまる学校。少数部員、施設面のハンディ、自然災害など困難な環境の克服学業と部活動の両立
近年の試合成績が良好ながら、強豪校に惜敗するなどして甲子園出場機会に恵まれていない
創意工夫した練習で成果を上げている
校内、地域での活動が他の生徒や他校、地域に好影響を与えている。
選考方法
・東日本(北海道、東北、関東・東京、東海、北信越の各地区):1校
・西日本(近畿、中国、四国、九州の各地区):1校
・地域を限定せず:1校
基本的に選出されやすいのは「学業と部活動の両立」をしている いわゆる「進学校」ですね。これが高野連は大好きなんですよね(笑)
まぁ一番 高校野球らしい気はしますし何よりも政財界にも進学校は多くの人材を輩出していることからも進学校重視の選出になっているのは事実です
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各9地区の顔触れは・・・
全9地区の21世紀枠候補の顔触れ
[北海道]
函館工業(北海道)
北海道大会ベスト8。道内最古の工業高校。過去甲子園には夏4度、春1度の5度の出場
工業高校らしい手作りの道具や工夫を凝らした練習などでハンディを克服
[東北]
由利工業(秋田)
秋田県大会3位。東北大会ベスト8
最速142km/hのエース・佐藤亜蓮投手を中心に東北大会ベスト8まで進出。
「地域に愛される学校」を目指す中で地域住民へのあいさつ活動を行っていることを評価
[関東・東京]
藤岡中央(群馬)
群馬県大会ベスト4。3季連続で甲子園に出場中の前橋育英に延長14回の末、2-1で勝利。創部以来初のベスト4入り
文武両道を実践する進学校
[東海]
大垣西(岐阜)
県大会準優勝。東海大会ベスト8
東海大会初戦で強豪の中京大中京(愛知)を破り8強。
ボランティア・清掃活動などで地域に貢献が評価。学力も優秀
[北信越]
金津(福井)
福井県大会初優勝→北信越大会初戦敗退
今秋県大会で初優勝
地元の祭り「金津祭」後の清掃・学校周辺の雪かき・少年野球チームとの交流など地域活動に積極的に参加していることなどが評価
[近畿]
膳所(ぜぜ・滋賀)
滋賀県大会ベスト8・選抜有力視される彦根東と双璧の滋賀県屈指の進学校
県大会では準々決勝で優勝した近江(選抜出場濃厚)に敗れたが1-3と善戦
[中国]
下関西(山口)
山口県大会3位。中国大会初戦敗退
創立100年近い歴史のある進学校。限られた練習時間や施設という環境の中で好成績を挙げたことが評価
[四国]
高知追手前(高知)
高知県大会3位。四国大会初戦敗退
四国大会では1回戦で敗れたものの大手前高松(香川2位)に延長14回で2-3と善戦。
[九州]
伊万里(佐賀)
佐賀県大会準優勝。九州大会初戦敗退
県大会では接戦を勝ち上がり何と135年ぶりの決勝進出ボランティアなど地域活動への参加が評価
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由利工業・伊万里は濃厚か?残り1枠は大混戦
先ずは東日本と西日本とに分けて予想していきます
東日本からは由利工業(秋田)金津(福井)大垣西(岐阜)の中から選出されることが濃厚と見ます
その中でも やはり震災以降は東北の高校が選ばれることが多い傾向にあるのは事実です。
昨年の不来方が選出されたのも震災に負けずに少人数で大健闘しているのが選出の理由でしたから。
そういう意味では由利工業(秋田)が濃厚と予想します。特に由利工業は東北大会でもベスト8進出・・・と他校を戦績面でも圧倒しています。投手力も非常に高くて戦力面では一番高いチーム。先ず由利工業の選出は堅いと見て居ます
西日本からは由利工業ほどのインパクトに欠けるのが正直なところ。一部 滋賀県の膳所高校を推す意見も有りますが今年に限っては近江・彦根東の史上初の滋賀県2校の選抜出場が濃厚です。
確かに21世紀枠選出が先で一般選出は後からの選考になるのですが 仮に膳所を21世紀枠で選出すると彦根東は落選・・・となりますから いくらなんでも そんなことは高野連は出来ないでしょう。
・・・となると残る有力候補は下関西(山口)と伊万里(佐賀)
山口県からは一般枠で下関国際が出場濃厚。
九州からの一般選出では佐賀県からは難しいことを配慮すると伊万里(佐賀)が濃厚になります
おそらく・・・。
東日本の由利工業と西日本の伊万里は かなりの確率で出場は堅いと予想します。
問題は残りの東と西を問わない最後の一校です。昨年も この1校が大混戦でした(最終的には多治見が選出)
残りの1校で有力なのは金津(福井)と大垣西(岐阜)と見ます。
金津は福井県大会で優勝
大垣西は岐阜県大会で準優勝
・・・戦績面では甲乙つけがたいですね。
ただし。
昨年に多治見が同じ岐阜県から選出されていることから大垣西は不利になる?可能性が高いと見ます。過去にも同じ県から2年連続の21世紀枠選出は有りましたが批判を浴びたのも事実・・・。
高野連が その批判覚悟で押すほどの理由が大垣西には酷ですが無いように思えます。
ここで浮上するのは金津の「環境面」というか「気候」ですね。福井県と言えば豪雪地帯です。その中での練習に工夫を凝らしての県大会優勝は見事の一言です。
金津を推す「理由」が高野連としては大垣西よりも有るのが事実
昨年の21世紀枠は東の不来方・西の中村は前評判から選出が確実な状況でした。
それと比較すると今年は前評判からして大混戦・・・と言うか盛り上がりに欠けるのも事実です。
今年の21世紀枠に関しては残念ながら「消去法」で
由利工業・伊万里・金津 の3校と予想します。
1月26日に春の吉報を掴むのは 果たして どの3校か注目を集めます!!!
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